神社を参拝するときの作法や時間帯は? 逢魔が時とは?

SNSなどのクチコミで、人気のある神社!
昼間の時間帯に行っても人がイッパイで参拝出来ないって経験ありませんか?

京都にある御金(みかね)神社なんか、夜中も神社の前が行列になり騒がしくて近所の方が困っているとききました。

でも人間の都合で夜中に神社に参拝してホントに神様の御加護が受けられるのでしょうか?

参拝するときの作法は?

今更聞かなくても知っているって方が多いと思いますが、もう一度復習しときましょう(*´∀`*)

神社に参拝するにあたって神様に失礼のないようマナーを守る必要があります。

千本鳥居で有名な京都の伏見稲荷大社

まずは、鳥居の前で一礼してから参道の端を歩きます。
手水舎(ちょうずや)で両手を清めます。
一礼してから、お賽銭を入れて鈴を鳴らします。
二礼 二拍手 一礼 で拝礼してから最後にもう一度会釈をする。

まあこんな感じですね。

京都八坂神社 日本三大祭りで有名な祇園祭りは、この神社のお祭りです。

神社に参拝する時間帯は?

神様にお願いを届けようとするのなら、自分が何処から来た何者なのかを伝えなければなりません。
当然ですが、どこの誰かもわからない者の願い事など、聞き入れる事ができません!
そして大切なのは参拝する時間帯なんです。
時間帯を間違えると願いが届かないどころか、ひょっとしたら不利益を被るかも知れないのです。

神社の参拝時間は、朝から昼の間が理想的で中でも早朝は最も神様の気が高まって、ご利益が得られやすいと言われています。

では、参拝してはいけない時間帯とはいつなんでしょう?

それは夜です。
神社は門が無いところが多く夜中でも境内に入れます。
午後四~六時から日の出までの間は、参拝は避けるべきとされています。
どうしてかというと、神様が休憩する時間だからです。
神様も24時間活動してるわけではなく、早朝に社に迎えて日没までにお帰り頂く、その後は朝まで休んだり、他の神様と会合を開いたりすることになっています。

夜の時間とは、神様のプライベートの時間なのです。
当然のことながら神様が眠っている時間帯や会合をしている時間帯に願い事などを聞いてもらえる事はありません。

もしあなたが、休んでいる時に押しかけられて仕事の話をされたらいやですもんね!
ましてや相手は神様!下手をすると祟られるかもしれません!

晴明神社 陰陽師の安倍晴明ゆかりの神社

逢魔が時とは?

夜に参拝すると他にも良くない事があります。
神様が神社での仕事を休止するので、境内から神の守護が薄れる事となり悪鬼や悪霊が神社に入り込み参拝者に悪影響を与えるかも知れないのです。

やはり危ないとされるのは、夜中ですが、午後四~六時の間も避けるべきとされています。
この時間帯は、昼と夜の境界が最も曖昧となる 逢魔が時(おおまがどき)と呼ばれ魔の影響を最も受けやすいと言われています。
江戸時代には妖怪が活動する時間帯だったと記されています。

しかし例外もある!

火の光が失われる夜は人智の及ばない時間帯で畏れ多きモノ達と接触できる時間帯でもあります。
神社によっては、夜中に催事を行うこともあります。

よく知られているのは、呪いの儀式とされる「丑の刻参り」がそうですね。
元々は神に近づける時間に参拝して想いを成就するためだったと言われています。

そう、呪う相手の藁人形を作り釘を打ち付ける儀式がありますよね。
でもこれ呪った方も不慮の死を遂げるそうです。

水神 縁結び 丑の刻参り で有名な京都鞍馬の貴船神社

まとめ

神社の参拝は、正しいマナーと時間帯をしっかり守ってから、神様に願いごとを聞いてもらうようにしましょう!

*この文章は、彩図社の本当は怖い日本の神話を参照しています。

皆様に良いことが、ありますように・・・・・

このイラストはイラストACと言うsiteにもsakuzaemonで投稿しているのでよかったら観て下さい。

イラストAC

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